【Power Bowl】アメリカンフットボール『癌撲滅チャリティーゲーム』
【日時】 :6月30日(日) 12時キックオフ
【対戦】 :拓殖大学 VS 明治学院大学
【場所】 :拓殖大学八王子校舎バス停前アメリカンフットボール場
拓大応援団紅会は、本チャリティゲームの主旨に賛同し、ハーフタイムのアトラクションに会員による拓大応援団演舞の公開を行うことを決定致しました。拓大OBの皆様、応援宜しくお願い申し上げます。
■拓大応援団演舞公開スケジュール
13:00~13:20
演目 |
リーダー |
・校歌・第一応援歌 |
68期/青木弘文 |
・拓大シャンコ鉄 |
84期/深川隆成 |
・拓大ノーエ節 |
73期/豊田浩二 |
・拓大キンキラ節 |
73期/吉村洋治 |
・興亜の雄図/押忍三唱 |
68期/中島武(正リーダー)、68期/青木弘文(サブリーダー)、73期/吉村洋治 |
■拓大チアリーダー部演技スケジュール
14:00~14:15
【POWER BOWL】の由来
野口力さん
学生時代は明治学院大学との史上初の延長サドンデスとなった伝説の1部入れ替え戦も経験し、1990年に拓大を卒業し、その後、社会人クラブチーム・エンポリオアルマーニ・シャークスで活躍。OL/LBとしては決して大きくない体型ではありましたが、溢れるような闘志をもって相手に立ち向かっていく「拓大魂」「RATTLESNAKES魂」の塊のような名選手でした。
当時彼は、膵臓癌に侵され、最期の自宅療養の時には、八王子グランドに通い、後輩に、2部優勝1部再昇格の夢を託しながら静かに見守っていました。
それから間もなく再入院した野口さんは、1994年3月23日、いつに還らぬ人となってしまいました。
この年以降、毎年の拓大ラトルスネイクスの春季シーズン締め括りの試合として行われていた現役選手対OB選手の交流戦を、野口さんの名前を冠する追悼ゲーム「POWERボウル」と称する事になりました。
このゲームをより意義のあるイベントに出来ないものかと模索していたOB会は、「幼くして病と闘っている子供達が、自分の家にいるような環境で安心して治療を受けることのできる日本初の小児がん専門治療施設の設立」を目指して活動されていたNPO法人チャイルド・ケモ・ハウス様のその考えと活動に共感。
追悼ゲームを通じて集められた募金の全額をチャイルド・ケモ・ハウス様に寄付させていただくという「がん撲滅チャリティーゲーム 『POWER BOWL』に発展させることに致しました。そして2010年、このゲームの主旨にご賛同いただいた東京経済大学ファルコンズ様を招待し第1回POWER BOWLを開催。以降、2011年東京経済大学様、2012年、2013年には何度も1部をかけて戦った古豪明治学院大学セインツ様を招待し開催され、当日集められました募金の全額をチャイルド・ケモ・ハウス様に寄付させていただきました。
そして、2013年3月29日、神戸市のポートアイランドに小児がん専門治療施設「チャイルド・ケモ・ハウス」が完成しました。
POWER BOWLで集められました募金がこの施設の完成に僅かながらもご協力することができたのだとすれば、天国にいる野口力さんもきっと喜ばれているものと思われます。
尚、拓殖大学アメリカンフットボール部ラトルスネイクスはスポーツを通じて社会の課題を解決するソーシャルデザインを推進しています。