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活動報告(平成24年度)


2013.02.18 - 拓大応援団OB紅会新年会のご報告

胡同マンダリン銀座コリドー店にて18時から始まった「紅会」新年会は古今亭志ん弥師匠(72期)の落語から始まりました。

林家彦六師匠のエピソードを交えた小話は心がマッサージされ、普段の仕事のしがらみを忘れ気分が切り替わり、新年会の楽しみが増しました。時間に余裕があれば古典落語をキチンと聞いてみたかったのですが、今度、上野鈴本演芸場に足を運んでみます。志ん弥師匠ありがとうございました。

ゲストは移住研「桂会」より67期桐井公仁先輩、吹奏楽部より64期杉山先輩、65期岡野先輩、85期菊田拓兄、さらに紅会名誉会長で学友会会長赤澤先輩を迎えて賑やかに開催されました。

また、拓大応援団紅会が新しく頂いた太鼓、拓大の旗(大・小)、日の丸の扇子を学友会ブラジル連合会に寄贈することになり、ブラジルまで運んで頂いた田中清元先輩、渡航手続きに尽力して頂いた三ツ橋拓兄、今野拓兄、渡辺拓兄、阿久井拓兄に紅会中島会長から感謝状が贈呈されました。

深川拓兄が作成してくれた当日の写真はスライドにてご覧いただけます。和気藹々と食事・会話を楽しんでいるシーンをご覧ください。http://30d.jp/ultrarun/5/slide

紅会平成25年度総会は5月18日(土)に開催となりました。詳細は紅会事務局より追ってご連絡差し上げます。

 

2012.12.17 - 紅会2012年度忘年会開催

 平成24年12月15日(土)18:00よりメトロポール紅虎 銀座店にて、甲南大学応援団OB会会長

関宏方様、大島健司様をゲストに迎え、また拓大アメリカンフットボール部82期永野監督及び

82期村上氏、84期飯盛氏、拓大チアリーダー部より112期小島さん、112期和田さん、113期西山さん、

さらに拓大77期で映画監督香月秀規氏、拓大72期で落語家古今亭志ん弥師匠が応援に駆けつけて

下さり、紅会忘年会は約50名により盛大に開催致しました。

開会に当たり拓殖大学校歌を3番まで全員で斉唱致しました。

ご挨拶は、まず赤澤名誉会長から拓大学友会の活動状況、中島会長からは、紅会会員は拓大OBの

手本となり拓大発展の為の応援と伝統演舞の継承活動を続けて行く旨ご挨拶を頂きました。

更に紅会ホームページがご縁でご出席頂きました甲南大学応援団OB会会長関宏方様より、

紅会の活動は、同じ応援団OB会としての活動の励みになるとのご挨拶を頂きました。

誠にありがとうございました。

乾杯のご発声は57期米林顧問より頂戴致しました。また、応援に駆けつけて頂きました拓大アメリカン

フットボール部永野監督、OBの皆さん、拓大チアリーダー部現役の皆さんから順次ご挨拶を頂きました。

会食中は拓大創立100周年記念式典での紅会による拓大応援団演舞をプロジェクターで映し出し、

皆さんにご覧頂きました。初めて演舞を見る方は演目の多さと、完成された演舞に感激のご様子でした。

続いて古今亭志ん弥師匠から落語にまつわる小話を沢山頂き、会場は笑いの渦に包まれました。

最後は、お楽しみの時間で、ご参加頂いた全員に賞品が当たるビンゴゲームが始まりました。

賞品は中島会長からメトロポール紅虎の商品券(北京ダック1羽券5枚、大餃子券50枚、

坦々麺10セット)ご提供いただきました。更にOB有志の皆さんからお楽しみ商品30点

(銀座博品館にて調達、テーマは面白いもの)をご提供頂きました。

中島会長、紅会OB有志の皆様、誠にありがとうございました。

忘年会にご参加頂いた皆さんには、ビンゴで数字が発表される度に歓声が上がり、

皆さんにゲームを大変喜んで頂きました。お食事券以外、賞品は包装紙に包まれており

ますので、中身は受け取って頂いてのお楽しみとなりますが、それぞれ賞品をお持ち帰り頂きました。

閉会に際し、来年からアメリカに移住される65期風間先輩、63期後藤先輩から紅会の後輩への

励ましのお言葉を頂きました。ありがとうございました。

末筆ながら、ご参加頂きました皆様の益々のご健勝、ご多幸をお祈り致します。

また、来年も皆様と紅会に取りまして良き年となりますようお祈り申し上げます。

中島会長と甲南大学応援団OB会関会長、大島様   永野監督、飯盛拓兄、村上拓兄、小島、和田、西山さん

古今亭志ん弥師匠、OB諸先輩       74期島岡、今野、山口拓兄、73期吉村、豊田拓兄、77期香月拓兄

 

早川、三ツ橋、松井、小野寺、崎山、深川拓兄             川崎副会長より決算報告

 

 

2012.10.24 - 第三回靖国神社奉納演舞会のご報告

第三回靖国神社奉納演舞会を平成24年10月21日(日)、靖国神社能楽堂にて開催致しました。

★動画配信中>>>  こちらより閲覧ください。

当日は、たくさんの拓大OBを始め、関係者の皆様にご来場頂きまして誠にありがとうございました。

集合は10時、全員で舞台である能楽堂を掃除し清めました。紅会の若手OBが積極的に清めて下さいました。

控室には久々にお越し頂いた応援団OBの上野先輩はじめ多数の先輩方がお見えになり、皆さん懐かしそうに昔話に花が咲いていました。                                                                                                                                                                                                                                                                     


12時から正門前で全員で記念写真、その後本殿参拝致しました。

 

 

 

 


午後1時頃には能楽堂前に用意して頂いた席がほぼ満席となりました。午後1時10分、いよいよ拓大応援団OB紅会による応援団リーダー公開の始まりです。まず、国を憂う青年の誠を歌い上げた「青年日本の歌」を歌いながらの入場です。先導は74期阿久井義人。
主催者を代表致しまして、学徒出陣の英霊に対する奉納演舞開催を64期萩原道夫先輩からご挨拶申し上げました。

 

 

ご挨拶が終わったらいよいよ始まりです。まずは74期山口彦一の先導で国家斉唱、拓大応援団五丈訓の唱和。続きまして68期青木弘文のリーダーで校歌、第一応援歌です。拓大校歌は1919年秋、母校創立20周年記念を目標に制定されました。校歌3番の「人種の色と地の境、我が立つ前に差別なし」に象徴されますように拓大精神とは正に、海外雄飛により海外で活躍できる人材を育成することを目的としております。

<拓殖大学 校歌>

一、右手(めて)に文化の炬(ひ)をかゝげ  扶桑(ふそう)の岸に声あげて 

  闇は消えよと呼ぶは誰(た)ぞ 人は醒めよと呼ぶは誰(た)ぞ 

  嗚呼輝ける雄渾(ゆうこん)の 姿ぞ我の精神(こころ)なる


二、雲は焔の色に飛ぶ 南国水はたぎるとも 

  春光永久(とは)にへだてたる 北地に氷りとざすとも 

  仰いで星を見るところ 拓(ひら)かでやまじ我が行手

三、人種の色と地の境 我が立つ前に差別無し 

  膏雨ひとしく湿(うるを)さば 磽确(こうかく)やがて花咲かむ 

  使命は崇(たか)し青年の 力あふるゝ海の外

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて68期中島会長のリーダーでシャンコ鉄。薫風亘る両国は隅田川のほとり、蔵前国技館で毎年開催される東日本学生相撲大会にて威風堂々たる我が拓大全学応援団500名余りがシャンコシャンコと乱舞する様は、正に初夏の東京の風物詩と称されるものでした。

 

 

 

続いて拓大歌集より亜細亜の歌、吟じますは74期磯 達志。亜細亜の歌は学部35期小川哲雄先輩作、光は東、亜細亜よりと亜細亜が世界の中心となり亜細亜の繁栄を願う素晴らしい歌です。

 

 

 

 

数ある大学応援団の世界にあって、他の大学が真似を出来ない、我が拓大の専売特許とも言える演舞に日の丸の扇子を使った演舞がございます。「拓大ノーエ節」73期豊田浩二がリーダーを演じました。

 

 

 

 

昭和30年~40年代の拓大は、空手、相撲、柔道、剣道などの武道系が強く東日本、全日本を始め各選手権大会で優勝、上位入賞で常勝拓大の名を天下に知らしめておりました。この時期、応援団でも更に選手や学生を鼓舞しようと話し合い思案の末、新たに応援歌が考案されました。第二応援歌「我らが拓大」リーダーは 81期 平 和仁。

 

 

 

蒙古放浪歌 拓大の精神を基本に、志をもって海外に雄飛された先輩たちが故郷に残した親、兄弟を思う時、あるいは、かの地において自らに課せられた使命の重さをかみしめる時、淋しさ、迷いを払しょくする為、一人朗々と歌い上げる拓大生の魂の叫びとも言える歌です。また、この歌は応援団の団歌でもあります。吟じますは74期 島岡 茂

 

 

日本一の空手部を擁する我が拓大の師範、中山正敏先生のご指導を得て完成しました。これ以上の気合いは無いと思われる位の気合いを込めて。リーダーは74期 山口彦市。

 

 

 

 

怒濤逆巻く東瀛の雲紅の色に染み~逍遥歌は空手の演武と共に全員でお届けしました。空手の演武は、62期空手部OB和田和巳先輩です。

 

 

 

 

蔵前国技館で開催されます全日本相撲選手権大会に於いて、同時に開催されるNHK主催の全日本学生応援団コンクールで、我が拓大が常に優勝を重ねて参りましたのは、拓大応援団を象徴する演舞「拓大キンキラ節」があったからです。剣道部師範小山朝英先生の振り付けによるものと伝えられております。リーダーは73期吉村洋治。

 

 

結びの演舞は「序文」「興亜の雄図」「押忍三唱」。序文は73期豊田浩二。興亜の雄図、正リーダー68期中島 武、サブリーダー68期青木弘文、74期山口彦一によりお届け致しました。

 

 

 

序文とは。昭和16年11月、日米開戦を前に全学応援団は学校の指示で解団となり、全校学生の前で39期応援団長佐野篤四郎先輩より解団の経緯が説明されましたが、解団反対の発言等大荒れに荒れました。解団式にて応援団幹部、リーダーを始めとした在校生が大挙参加し、いよいよ大集団による歌と踊りの始まるとき、佐野団長より大声一番、檄が飛ばされました。この檄こそが歴代応援団長により現在まで語り継がれるております「序文」です。

<序文>

「草木すら時に悲歌を嘆ず、嗚呼熱血武侠の紅陵健児などか憂国悲憤の歌なしとせん。

染まりては散る紅葉の下陰、美酒酌みては五丈原に嘯きし先人 其れその憂国武侠の魂は迸りて此の歌となる。 

移ろい行きし星霜と共に人亦去りて 今此処 興亜思想揺藍の地 紅葉ヶ丘に籠れる健児二千 

時に国を憂い亜細亜を思わば 紅陵の盟友よ風に嘯け 摩天林の下 雲に雄叫べ 麗澤湖の畔り 

而して掬むべし 掬まん哉 先人が血潮の雄叫びを・・・」

 最後に中島会長から紅会を代表致しまして御礼のご挨拶がございました。

全演目終了後、75期三ツ橋基代志の先導で海ゆかばを歌いながら退場致しました。

ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございました。

 鼓手 77期 澤田伸一 司会 72期 井上木太郎                                                                       

拓大応援団OB紅会事務局