台風２７号一過、爽やかに晴れ渡った１０月２７日、日曜日、拓殖大学応援団OB紅会によります靖国神社奉納演舞の会が開催されました。
集合は１０時。全員で舞台となる靖国神社能楽堂を掃除し準備に入ります。垂れ幕、太鼓、マイクの設置、それぞれが着物に着替えるとあっという間に時間が過ぎて行きます。
来賓もぞくぞくとお越しくださいました。甲南大学応援団OB会関会長、大島東京支部長、学習院大学小林会長、また紅会の諸先輩、空手部の高木先輩、田口先輩、その他、皆様、誠にありがとうございました。
１２時から靖国神社入口の大門で記念撮影、それから全員で正殿参拝をし玉串を奉納し、お祓いをして頂きました。正殿での参拝はお祓いの後、お神酒まで頂き大変清々しい気持ちになりました。心の中で日本国の平和、安全と演舞会の成功を祈りました。
さて、全員集合したらいよいよ始まりです。まず、「青年日本の歌」により全員の入場です。（文中、先輩・拓兄の敬称は略させて頂きました）
紅会相談役６４期萩原先輩よりご挨拶
まず最初は、国歌、拓大応援団五条訓。先導は７５期山口彦市。続きまして校歌、第一応援歌（紅陵の精鋭）リーダーは６８期青木弘文。
素踊りの代表的な演舞「シャンコ鉄」リーダーは、７５期渡辺利行。
拓大歌集より亜細亜の歌。吟じますは７４期磯 達志。
日の丸の扇子を使う拓大応援団の専売特許とも言える演舞「紅陵歌ノーエ節」リーダーは７３期豊田浩二。
拓大応援団の団歌。拓大生が愛した代表的な歌です。蒙古放浪歌、吟じますは７２期川崎康二。
空手の型を取り入れた「気合い拍子」これ以上ない、魂迫の気合いを込めて、リーダーは７４期山口彦市。
学徒出陣、靖国神社に因んだ歌「同期の桜」吟じますは、７４期阿久井義人、７４期今野弘昭、７５期松井宏祐、
一、
貴様と俺とは同期の桜
同じ兵学校の庭に咲く
咲いた花なら散るのは覚悟
見事散りましょ国のため
二、
貴様と俺とは同期の桜
同じ兵学校の庭に咲く
血肉分けたる仲ではないが
なぜか気が合うて別れられぬ
三、
貴様と俺とは同期の桜
同じ航空隊の庭に咲く
仰いだ夕焼け南の空に
今だ還らぬ一番機
五、
貴様と俺とは同期の桜
離れ離れに散ろうとも
花の都の靖国神社
春の梢（こずえ）に咲いて会おう
拓大名物「キンキラ節」全国大学応援団コンクールで常に優勝出来たのはこの演舞があったからです。 リーダーは７３期吉村洋治。
空手の演武は６２期和田和巳。日本空手協会５段。歌は逍遥歌。吟じますは７２期川崎康二。
歴代の団長から団長に語り継がれた序文は７３期豊田浩二。
興亜の雄図、押忍三唱。正リーダーは６８期中島 武 サブリーダー６８期青木弘文、７４期山口彦市。
中島会長挨拶
最後は７５期三ツ橋基代志の先導で「海ゆかば」この歌をもって退場致します。
ご来場頂きました皆様、紅会会員一同、皆様の拍手とご声援に心より感謝申し上げますとともに、心より御礼申し上げます。これからも我々拓大応援団OB紅会一同、益々精進し拓大と拓大OBを応援して参ります。ありがとうございました。
直会の楽しい様子
